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水本機械製作所の「完全TIG溶接」

様々な場所で使用されるステンレスチェーン製品
そのチェーンは本当に安心ですか?

[表-1] SUS304 線径5mmチェーン 引張試験成績

破断荷重

表-1より、著しく破断荷重の低いチェーンが市販されている事がわかります。

外観は同じように見えるのに、どうしてこんなに結果が違うの?

では、溶接部分の断面写真を見てみましょう。
溶接部分の断面写真 写真1
溶接部分の断面写真1
写真2
溶接部分の断面写真2
溶接部分を切断し、酸洗すると右の写真のように、溶接部分が変色してきます。 当社製チェーン 溶接部分断面写真 輸入C製チェーン 溶接部分断面写真

※中央の色が変色している部分が溶接部分です。

写真1、写真2はチェーンの溶接部の断面写真です。
写真2は写真1と比較すると、溶接部分の溶け込みが少ないことがわかります。

溶け込みが少ない→完全に繋がっていないという事です。

引張試験試料
写真3
引張試験試料 写真3
写真4
引張試験試料 写真4
当社製 引張試験後のチェーン(破断箇所左端) 輸入C製 引張試験後のチェーン(破断箇所中央)

写真4は、チェーンが伸びる前に破断している状態が見られます。
チェーンは小さなリンクを繋いだ物です。
1リンク、1リンクが、それぞれすべてきっちりと溶接されていなければなりません。

たった1つでも溶接不良があると、大惨事に結びつきます。

今すぐ下記の事項をご確認下さい。
1.試験証明書を提出できるメーカー
2.材料証明書を提出できるメーカー